本サイトの本誌部分には、痴女・ギャル・人妻・お姉さんといった四系統を軸にした「ドM男子向けセレクト」という特集が置かれている。これがなぜ独立したセクションとして必要だったのか、編集の意図を共有しておきたい。
「ドM」というラベルの限界
AV のジャンルとしての「ドM」「痴女モノ」は長く語られてきたが、その嗜好を持つ視聴者個人の文脈で編まれたメディアは、驚くほど少ない。ジャンル名としては存在するのに、視聴者側の経験をそのまま再現する場所がない。これは奇妙な空白だった。
「ドM男子」と一括りにされるとき、そこには本来、年齢、職業、ジャンル、シチュエーションを横断する一貫した嗜好の質感がある。攻めの美学。リードされる安心感。役割を委ねることの解放。これらは個別作品のタグでは表現しきれない、文脈的なものだ。
「主導する側」を主役にする
本特集では、女優を「主導する側」として再評価する四系統 — 痴女、ギャル、人妻、お姉さん — を中心軸に置いた。それぞれに攻めの質感が異なる。
痴女のテクニック。ギャルの陽性。人妻の余裕。お姉さんの包容。
これらは、ジャンル分類というよりも、作中での「女優の関係性の取り方」の違いと言える。同じ女優でも、出演作品の文脈によって主導性は変動する。本サイトでは、その「主導している場面の女優」を編集軸として拾い上げる。
顔タイプとの掛け合わせ
ドM男子特集は本誌の顔タイプ分類軸と直交している。猫顔の痴女、たぬき顔の人妻、狐顔のお姉さん。それぞれの組み合わせには、独自の魅力の質感がある。顔×ジャンルの掛け合わせページでは、その組み合わせを起点に作品を探せる。
特定のジャンルでだけ閉じない、複数の軸を持ったキュレーションを通じて、自分の嗜好の輪郭を別の角度から確かめてほしい。
なぜ別冊にしなかったか
「ドM男子」は本サイトを訪れる読者の多数派が共有する文脈であり、別冊として隔離するよりも、本誌の中で堂々と置く方が編集として誠実だと判断した。
別冊として独立しているのは、「Issue B — for her」、つまり女性視聴者向けの編集軸だけだ。これは本誌とは視点そのものが異なるため、独立した刊行物として並列に置いている。